
Android Authorityによると、AndroidにiPhoneのAirDrop風の「タップして共有」機能がまもなく追加される可能性があることが分かりました。
近いうちにAndroidで連絡先だけでなくファイルも2台のスマートフォンを軽く触れ合わせるだけで共有できるようになる可能性があるとのことで、この機能の証拠はSamsungのOne UI 9、Google Play Services、そしてAndroid 17のシステムレベルコードにまたがって確認されていることから、Samsung端末限定の機能ではなく、多くのAndroid端末へ広く展開される可能性が高いとみられています。
元々は昨年9月にSamsungのOne UI 8.5のコード内でNFCベースのファイル共有機能の初期兆候が確認されたことが始まりで、この機能は実験的な開発セクション内に表示され、2台のデバイスを近づけることでファイルを転送できることを示すアニメーションが含まれていました。この時点ではSamsung限定の実験機能のように見え、その後しばらく動きはありませんでした。
しかし、最近流出したOne UI 9のビルド内で、「Tap to share」と呼ばれるより明確な機能が確認され、その説明は非常にシンプルで、「スマートフォン上部を相手のデバイスに近づけるだけで、ファイルが送信されます。」と案内されています。また、これに関する記述も複数見つかっています。
2025年11月には、Google Play Services内でも別の機能が確認されており、これは2台の端末を近づけるだけで連絡先情報を交換できる機能で、AppleのNameDropに似ています。
内部ではこの機能は「Gesture Exchange」と呼ばれており、当初は連絡先共有に限定されているようにみられていましたが、現在ではOne UI 9のQuick ShareアプリでもGesture Exchangeへの参照が確認されており、連絡先だけでなくファイル転送の開始にも使用される可能性があるとのことで、NFCは単にトリガーとして機能し、実際の転送処理はQuick Shareが担当する仕組みになる可能性があるとみられています。
さらに、Android 17のベータ版およびCanaryビルド内から、「TapToShare」と呼ばれるシステムレベルサービスへの参照が確認されており、これはAndroid OSレベルに存在する機能であり、一部はGoogle Play Servicesによって支えられているとみられていることから、この機能は特定メーカーに依存しない可能性があるとのこと。
これらの情報を統合すると、SamsungとGoogleはQuick Shareにタップ共有機能を統合しようとしているものと予想され、これが実現すれば、AndroidのQuick Shareは複数メーカー・複数端末間で利用可能なAirDropのようなタップ共有体験を提供するようになる可能性があります。
現時点では正式な提供開始時期は不明ですが、One UI 9で手がかりが見つかっていることから、GoogleがAndroid 17の正式版リリースと同時に発表する可能性が十分にある他、Samsung端末が最初に対応する可能性もあります。
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